百年の恋が冷めるときって?!

「百年の恋も一時に冷める」という言葉があります。
意味は、goo辞書によれば「長く続いた恋でも一瞬にしてさめてしまう。相手の嫌な面に思いがけなく接したときのようすにいう」。
どんなに長く続いた恋心であっても、冷めるのは一瞬。そういう経験、誰でもしていると思います。



何の前振りかといいますとね、心がざわざわして、自分でもどうしていいかよくわからず、戸惑っていることがありまして…
※字ばっかりの長文です





それは、
このことです



アルゼンチン侮辱と波紋呼んだドイツのダンス、連盟側は「嘲笑の意図なし」と釈明
ご存じない方はリンク先をご覧ください~



YOUTUBEでも見ましたけど、カッコ悪すぎ!
ワールドカップブラジル大会の決勝戦でドイツが延長の末に優勝を決めて、大喜びしていたところに…水をぶっかけられました。
本当に、本当に喜んでいただけに、落差が大きすぎ、いまだに、どうしていいかわからないこの心。



私ががっかりしたのは「ドイツ人が人種差別をしていること」ではありません。
ドイツ人は敗戦でおとなしくなっていただけであって、根底には、ドイツは世界一という優越感はあると思っています。
露骨な差別は敗戦後影を潜めていましたが…
昨日の日経の夕刊にちょうど関連記事が出ていました。
そこに書かれていたのは私の思っていたことで、政治、経済だけでなくサッカーでも勝利をおさめたドイツは、潜めていた優越感をむきだしにしてしまった、ということです。



この報道に触れてからはや2週間、何がこんなに自分に嫌悪感をもたらすのか?
揺れ動く自分の心を分析してみました。



◆勝者が敗者を貶める行為
私の世代は、スポーツで勝ったときに大喜びすると先生に注意されました。
敗者への配慮です。それが日本人の美徳だったのです(最近はちょっとどうかわかりませんが)。
そんな教育をされたものとしては、敗者をわざわざ貶める行為を受け入れることはできません。



◆特にクローゼ選手にはがっかり。
過去にはフェアプレー賞を受賞したという正義のエピソードには事欠かない彼が…
彼の正義感の基準がよくわからんと思いましたね。ガウチョダンスは子どもに見せても罪悪感ないんですね。
それに、ポーランド人としての誇りはどうした?祖国をめちゃくちゃにしたドイツ人といっしょになって南米人を見下しているの?
サッカーでドイツ代表を選ぶのは仕方ないと思っていたけど、私も同世代、さすがに、若い子と一緒になってバカ騒ぎしている姿には本当に失望しましたよ。



ダンスを見た第一印象が、小中学生のおふざけ的なカッコ悪いことを、よくまぁこんな舞台でできたこと…
ダサいし、気持ち悪いと思いました。
さらにこれは初めてのことではないとなると、ドイツ人にとって、これって普通のこと?
日本との文化の違いなの?



なんていうか、紳士であってほしかった。
んです。



ドイツはすばらしい国です。
現地で嫌な思いをさせられることがあっても、それ以上に親切な人がたくさんいて。
町並みは美しく、平和で、しっかり休暇があってもGDPは日本並みの高水準を保って。
大敗してもまた欧州のリーダーに自然とのし上がってくるのはすごいと思います。
それこそ国民性とするならば、やっぱりドイツ人は優秀なのかも?と思わざるをえませんし
もしも私がドイツ人だったら、優越感を感じずにはいられないかもしれないとも思います。
実際、ドイツ国歌では「世界ですべてに勝るドイツ!」とうたっています。



でもでもね、優れているとか、偉いとかって、周囲が認めてくれることであって、自分で言うことじゃあないですよね?



素晴らしい人柄をさらに格上げするのは謙虚な人柄であって。
私はどんなに活躍している人でも大きなことを言う人はあまり好きではないので、そいういう躾とか、育った環境もあるのかと思いますが。



世界一になっても奢ることなく、カッコよく終わってほしかったなーと思うんですね。
今更ですけど…



特に今大会は、わざとコケたり、時間稼ぎしたり、打算的なプレーが気になりました。
(私はPKでフェイントするのもズルイ!と思い、見ていて嫌な気分になります!)
それも含めてすべてサッカーだけれど、でも、バレバレの計算高さは見ていて気分のいいものではなかった。
そんな中で、クローゼ選手のフェアプレー伝説はとても高貴なものだと思っていただけに本当に残念です。
そんな人でものりのりでやっちゃうくらい、ヨーロッパではこの手の嘲り行為は当たり前なのかな?
そのへんは住んでもいないのでちょっとわかりませんが。



もう一つ気になったのは、ドイツ代表のガウチョダンスに対する、ドイツ国民の反応です。
これは先に紹介した日経にも書いてありましたが、「大したことではない」というのが優勢なんだそうで。
批判した新聞が逆に批判される、なんてことが起こっているんだとか。はぁ?正義はいずこへ?
かわいいわが子がすることは何でも許せるってか?たとえそれが、品のない行為であっても。
ひとつ、ドイツのテレビ局ARDが行ったアンケートを紹介します。
Gauchogate - teilen Sie die Kritik am Tanz der Weltmeister?
ドイツ代表のガウチョダンスを批判するか?という問いに対し、68,7%が「いいえ」と回答しています。
これがドイツなんですかね。
※スマホ画面のキャプチャを貼っておきます。
IMG_7095.png



連盟も嘲笑の意図はなかった、としていますが、国を挙げて擁護する流れは違和感を禁じえません。
あのダンスが南米人をバカにしている以外に何なんだって思いますし、酒に酔ったおふざけというのも情けない。
日本の能無し官僚が言いそうな言い訳を、ドイツメディアから聞くとは思いもしませんでした。
ドイツでは、酒に酔ってぶざまな姿をさらすことは、たいへんな恥とされていると思っていたのですが…
だからベロベロになりがちな日本人ってドイツ人には信じられない現象みたいな話を何かで読んだのを記憶しているんですがね。
優勝したからいいんでしょうかね。あーほんとキモチワルイ。
スポーツマンシップ崩壊。



あと、これは「やっぱりそうなのか」と思ったんですが
南米人といってもヨーロッパからの移民なのに、やっぱり「ヨーロッパという美しい庭に住む我々こそ至上」なんだな~。



差別は絶対になくならないし、どこにでもあると思います。
京都市の小学校は差別教育が時間割に組み込まれていて、「差別はいけない」と教え込まれました。
それは、差別が根強くあるからなんですね。
だから差別をやめましょうというのがいかにきれいごとかって、よくわかっています。
京都という小さなエリアで、そして、国単位で、世界で、どこにでもあること。
大切なのは、他人の心を思いやる教育。それも、家庭での。あきらかに傲慢な人が増えていて、ちょっと怖いな~と思います。



盛り上がったワールドカップも、なんだか後味の悪いことになってしまいました。
水をさされたようで、ドイツに対する恋心が以前のとは明らかに違って
以前のように夢中になれず、でも嫌いになったわけでもなく~と、揺れています!
どうしてくれるんだよ~( ;∀;)



ワールドカップ終了時は、会社PCのデスクトップこんなのになってたのに



IMG_1775.jpg
そんな中でエジル選手は偉い!
独代表エジル、W杯優勝ボーナスでブラジルの子供たちの手術を援助
このニュースはガウチョダンスで低能さを晒した人との水をあける結果となりました。



ちょっと見るたび複雑なんでやめちゃいました。
今はノイアーさんとウッチーです(´∀`)



最後に、過去の「百年の恋が冷めた」経験書いときます。
◆韓国
好きでしたね~、土日で行ける気軽さもあって一年に2~3回行っていました。
もちろんアキヒロの竹島上陸と天皇謝罪要求にて一瞬で冷めたのはいうまでもありません。
(同じような人がいっぱいいらっしゃるようで、訪韓日本人激減しちゃいましたね)
◆過去の恋人
自分が悪いくせに逆切れ等、数知れず(;'∀')
泣いて謝られても、冷めたら終わり!
◆気に入っていた飲食店
いつもと違う店員さんの、態度の悪さ!通っていたけど二度と行かなくなった。
◆川口マーン恵美さん
あるときからキレキャラになったと感じるようになりました。
それまではこの人の文章、好きだったんですが。
1番は、日本に住んでもないのに、日本の電車ベビーカー論争に口を出して来て、ベビーカー側をヒステリックに完全擁護してたのにはびっくりしました。あー、なにもわかってないなーと。問題はベビーカーではなく、それを管理する保護者のモラルの問題。そして、そういう躾のされていない輩は老若男女関係なくどこにでもいるという、日本の問題を理解されていないと感じました。ベビーカーで電車に乗るななんて言う人と、ベビーカーを他人にぶつけても謝りもしない人と、結局は同じような人種だということです。
また同時期に出版された本のタイトルが「日本とドイツ、日本の勝ち」みたいな、いかにも刺激的なタイトルで売るぞ!という根端ミエミエでほんと嫌になりました。
ドイツ人にとってはドイツの勝ちでしょうし、そもそも全く文化も国民性も違うのに、勝ち負けではないでしょう。ドイツではこうだけど日本ではこうだ、と比較して勝ち誇っているさまがありありと浮かびました。日本にもドイツにもそれぞれ良いところ、悪いところ、あるでしょう。



冷めるときって本当に一瞬です!まるで引いた波が戻ってこないかのように、気持ちって冷めてしまうんですよね。
ああ、あんなに好きだったのになぁ~って、自分でも残念に思うほどです。



ああ、私のドイツに対する恋心は、今後どうなってしまうのか?!
って感じですぅ~( ;∀;)よよよ…

プロフィール

bon

いろんなものを食べるのが好きで、せっかくなので記録を残したいと思い2005年2月にzaqブログで開始。
2009年3月に現ブログに移ってきました。


旧ブログはzaqブログサービス終了(2017年1月末)に従い消滅→親切な読者様のおかげで文章のみアーカイブ化。
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食べ物ネタ中心、ドイツ好き。
管理人は記憶を兼ねた記録として活用しています。

京都で生まれ育ち、結婚を機に大阪に移住して夫と二人暮らし。
現在は主婦兼職業婦人として奮闘中。

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