上を向いて 香川県産さぬきの夢 新麦(ざる、冷かけ)

bon

年に一度、この時期に出てくる新麦(しんばく)のシーズン。香里園で本場よりも美味しいさぬきうどんが食べられると評判の上を向いてでも期間限定で新麦のうどんが提供されますが、例年は3日間ほどしか出ないためなかなかありつけませんでした。それが今年はいつもより多く入荷したそうで、私も初の新麦体験してきました~。



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新麦の特徴はこの色。カロテノイドを多く含み、黄色っぽい麺になっています。
通常、小麦粉は熟成させてから使うそうで、その過程において色も淡いクリーム色に落ち着いていくようです。
製粉したての小麦粉というのは成分が安定せず、例えばパン生地なんかだとダレたりして使いづらいそう。うどんに加工するのも普段よりも緻密な計算が必要になりそうです。それでもこうして提供されるのはやはり、おいしいからにほかなりません。



ざる(麺量ふつう)、かしわ天ハーフ
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新麦の風味をじっくり味わうために、ざるでお願いしました。しかしこの色、皿の白い部分は真っ白なので、加工で色を盛っているわけではなく、本当にこんな色なんですよ。



2018年4月の画像
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比べるとその差は歴然ですね。
つゆにつけず、そのまま黄色いうどんをつるつる~と食べてみましたら、小麦の香り、味わい、というのがしっかりと力強く感じられます。噛んでいると小麦の自然な甘さも出てきて、つゆにつけたりしながらも、半分以上そのまま食べてしまったと思います。



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おかげでつゆが半分ほど残ったので、水を足しておいしく飲みました。きちんと取られた美味しいだし、捨てられるなんてもったいないですもんね。



この時点で、新麦の提供がはじまってから一週間以上経過しており、鮮度は日に日に落ちるそうですので、最初は一体どんなんやったんや、と思いました。



そして、普段は月1ほどの訪問ですが、都合よく新麦がある間に再訪できました。



冷かけ(麺量ふつう)
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徳島産の大きなオクラ天はサービスしてくださいました。甘くて柔らかくてジューシーなこちらのオクラ天、絶品なんですよ。



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新麦の冷かけ。
まずは薬味を入れず、冷かけ出汁をグイーっと飲みます。かぐわしく華やかな魚の香り、深いコクとスッキリした後味…口の中に残る余韻にニヤニヤしてしまったり、目が丸くなったり、まるで一人顔芸しながら食べてる変な人…
このままでパーフェクトな出し汁なので、おろし生姜も、ネギも入れずに食べきってしまいそうになるのですが、順番に生姜、ネギ、と入れながら味わっていると、それぞれに出し汁が最高のパフォーマンスを発揮します。
最初から薬味を乗せて出したほうが見栄えはぐっと良くなるのですが、あえて別皿で出しておられるのは理由があったのです。



店長のうどんに対する姿勢を見ていると、こちらも出された一杯に真剣に向き合わざるを得ない。
そんなうどん屋です。



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香川県の情報誌をいただきました。上を向いて、が掲載されていて、店長と看板娘の写真が載っていました。
スタッフも控えめで感じのよい、よく働く子が多く、気持ち良い店です。



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関西で、さぬきの夢100%での新麦はおそらくココだけとのことです。



新麦の提供は「新麦なう」と書いてある間だけです。

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Comments 2

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yuni

おおー!新蕎麦のように新うどんというか小麦があるとは!期間限定ですね。お出汁もおいしそうですね。まさに上を向いて歩けそうです。

bon
bon
●ゆにさん●

新「麦」があったのか、ですよね!私も知りませんでした。あまり聞かないのは、小麦粉は普通は寝かせて熟成させてから使うものだからなのだと思います。

このお店でうどんを食べると、帰るときはいつもすがすがしい気持ちになるんですよ~。
おいしいうどんと、お店の方の気持ち良さのおかげだと思います。ぴったりな店名ですよね(^^♪

  • 2019/07/24 (Wed) 12:50
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