松山あげとは何か

bon

愛媛旅行で買ってきて気に入り、我が家冷蔵庫のルーキーからいきなり一軍となった伊予名産品の松山あげ
有名な商品だったようですが、まだまだ私のように知らない方もおられるでしょうし、旅行記は終わりましたが紹介しておきます。



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簡単に言えば、極限まで水分を飛ばした油揚げで、大きな特徴は
常温で3か月日持ち・油抜き不要
最初は油っぽいんでは?と思いましたが、油の酸化した匂いもしませんし、けっこうおいしいんです。
原材料
ehimekouti201905 (975)



材料を見てもまるで油揚げです。
この袋で45g入りですが、水分を飛ばしてスカスカの状態。なのでいっぱい入っており、毎日味噌汁に使ってもけっこうもちます。



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作っているのは松山市内にある株式会社 程野商店ホームページ)
干油揚げ(松山あげ)は冷蔵庫のない時代に常温で長期の保存を叶えた画期的な食品で、軍隊の物資としても重宝されたそうです。
当時は同じ油揚げを作る店が数軒あったようですが、現在は松山ではここだけになっています。四国から近畿地方へ、九州へと販路を広げ、今では全国に根強いファンがおられ、生産された8割は県外へ出荷されているそうですよ。通りで、よく見てみたら大阪のスーパーどこでも売っていて、私は今まで自分には関係ない品としてスルーしていたようです。この記事をお読み下さっている貴方の近くにもきっとある!



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製法としては、このために作られた豆腐をごく薄く3mmにスライスしたものを脱水し、菜種油で揚げてできあがり。なるほど、まるでスナック菓子かのようなカリカリの油揚げですけど、油の酸化した臭さがないのは、菜種油を使っておられるからかなと思います。一般的に業務用で使用される安価なサラダ油、大豆油、綿実油等では胸やけしますし、こうはいかないと思います。



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味噌汁用に食材がないとき、乾燥のあおさと、松山あげで作った味噌汁がこちら。
松山揚げは仕上げにポイっと入れるだけなので本当にお手軽です。



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松山あげを入れることで味噌汁に美味しい油のコクがプラスされて、おいし~くなるんです。しつこいようですが、油が悪いとこうはいかないので、ちゃんとした材料を使っておられるんだろうと思います。
味噌汁に入れると、カラカラの松山あげは水分を吸ってフワットロッと変身!



安い、手軽、美味しい、便利、と良いことばっかりで、もう松山あげがないなんて考えられない。
と、うどん上を向いてを食べに行った際、近くのスーパー、トップワールドの駐車場を利用したので、そこで買い物をしたんですが



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同じような油揚げが九州にもあるらしい、とは知っていましたが、トップワールド香里園店には松山あげだけでなく、この熊本の南関あげというのも置いてあったので買ってみました。



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同じようなものと思って買いましたが、袋をあけてびっくり。お揚げが分厚くしっかりした感じ。松山あげと比べて硬そうに見えますが、軽く力を入れて押すと簡単にグシャっと音を立てて崩れます。



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原材料に膨張剤が入っています。膨張剤を入れるとお揚げが簡単に分厚くフックラと揚がるそうです。見た目の違いは膨張剤の効果のよう。



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もずくと南関あげの味噌汁。松山揚げはトロンとしてしまうのに対し、こちらはある程度のハリを保って見た目も油揚げらしいですね。特性上簡単にかみ切れるものではないので、ちょっと硬く感じました。松山あげはあの「トロン」が良いんです。油の香りも松山あげのほうが香ばしく食欲をそそるように思います。これはこれで熊本県民のソウルフードらしいので、ファンもたくさんおられるのだと思います。



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トップワールドは普通のスーパーですけどちょっと良いものがいろいろ売っていて、油断していたらすぐ三千円とか飛んでいくようなところなので、いるものだけを厳選してお買い物。
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